入社2年目でリーダーに昇格想像以上に、自分の成長を実感しています。
2018年 入社
事業本部 西日本事業部
ココファン鶴橋
フロアリーダー
経済や商業よりも直接的に社会のためになる仕事がしたいと考え、福祉学部のある大学に進学した私にとって、学研ココファンは第一志望の企業でした。最も心惹かれたのは多世代交流に取り組んでいるところ。自分たちの事業だけを見ている他の企業と比べて視野が広く、本当に社会のために働ける企業はここしかないと感じ、入社を決めました。私が働いている鶴橋事業所は、特に規模が大きい施設で、180部屋あります。地域の特性的に、中国や韓国、ベトナムからの留学生がスタッフとして働いているのですが、文化や考え方の違いを乗り越え、アットホームな雰囲気でスタッフ全員が団結して業務に邁進しています。私は現在、入社2年目ながらケアリーダーを任せていただき、スタッフに寄り添い人間関係や業務内容を調整したり、入居者様の声を吸い上げて、業務改善に生かすなど、やりがいを感じて働けています。想像した以上に、自分の成長を実感しているので、学研ココファンに入社してよかったなと思います。
企業によってさまざまな介護方針がありますが、学研ココファンの考え方は「人間の力を信じる」というもの。入居者はお客様ですが、私たちがすべてお世話をするのではなく、今まで営んできた生活を当たり前に送り続けられるように必要なサポートをするという方針です。例えば、入居者様がケガや病気をしても、ここからの人生を最大限楽しく生きるためにどうすればいいのかをチームで考えています。以前、ある入居者様が骨折し、手を思うように動かせず、食事を自分で食べられなくなったときがありました。その方は未来に絶望してしまった様に元気がなくなってしまい心配していたのですが、私たちは諦めず、スプーンにご飯をよそうところまではお手伝いし、そこからは自力で口に運んでもらえるように続けたところ、次第に一人で食べられるまで回復したのは嬉しかったですね。終末期ケアについてはさまざまな議論がされていますが、自立支援を軸に、入居者様の幸せを願う学研ココファンの介護を、ケアリーダーとして後輩に伝えていくことが今の目標です。
現在、多世代交流を推進するための企画立案に注力しています。取り組んでいるのは、地域の空手道場やフラダンス教室と連携し、そこに通う子どもたちを事業所に招くこと。子どもたちに演舞してもらったところ、入居者様は大喜び。日ごろから、自分も孫のように可愛がっていただいてると思っていたのですが、入居者様のあまりのテンションの違いに、茫然としてしまうほど(笑)。笑顔の子どもたちと入居者様の姿を見ると、やはり多世代交流は今の時代に必要な取り組みだと改めて感じます。入居者様の中には、子どもたちの存在によって元気づけられ、この交流が生きがいになっている方もいます。
子どもたちにとっても、シニア層とふれあうことで思いやりの心や社会的な視点が養われます。昨今の日本は核家族化が進み、世代間の関わりが希薄になっていることもあり、福祉施設や保育園の建設反対の声が挙がるなどのニュースを目にすることも多いですが、当社が推進する多世代交流をもっと広げていけば、思いやりあふれる社会に変えていくことも不可能ではないと確信しています。私は今、多世代交流委員会のメンバーに入っており、鶴橋事業所の取り組みを他の事業所に発信する機会をいただいています。今後、さらに社内でも学び合いながら取り組みを増やしていくことで、交流の輪をつないでいきたいと考えています。
入社して、尊敬できる先輩が沢山いるところに感激しました。特に、1年目のコーチ制度でお世話になった先輩は、どんな状況でも笑顔を絶やさずに、事業所の雰囲気を明るくしてくれていた姿が印象的です。先輩が他の事業所へ異動になった今、次は自分の番だと思い、常に笑顔を心がけています。まだまだ勉強することは多くありますが、入居者様からは「大塚さんがいると安心する」と言っていただけているので、信頼関係を築けてきているかなと嬉しくなりますね。以前は本社で働きたい気持ちもありましたが、今はとても現場が楽しいと感じます。ゆくゆくは事業所長やブロック長などを経験し、キャリアを積んでいきたいです。