代表取締役社長
五郎丸 徹
Toru Goroumaru

これからの世の中に必要とされる「街づくり企業」への挑戦を、一緒に。

出版をやりたくて入社した「学研」

私は大学を出てすぐ学研に入社しました。生粋の学研社員です。出版社志望でしたし、もちろん当時の事業に福祉分野はありませんでした。入社後もずっと、「家庭直販事業」という学習教材の訪問販売事業に携わっていました。ですから今、自分が高齢者福祉事業のトップになっていることが本当に予想外です。
30代半ばで、私を含め数人で学研ココファンを社内ベンチャーで立ち上げたのですが、その時ですら、介護については正直素人でした。しかし、がむしゃらに「どうしてもこの事業をやらなくては!」という強い想いを持っていたのは確かです。

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社会課題の解決を考えたら、「高齢者福祉事業」につながった

どうして高齢者福祉事業を?というと、きっかけは学習教材の訪問販売でした。子ども向け商品のセールスをするなかで、少子高齢化を肌で実感していたのです。子どもの数は少なくなり、逆に訪問先の地域には高齢者が非常に多くいらっしゃり、「将来が不安」という声も多く聞きました。学研は「すべての人が心ゆたかに~」という企業理念を掲げており、「子どもだけではなく、高齢者のためになる事業もやらなくてはダメだ」と考えたのです。

2000年に介護保険制度がスタートしており、その頃は「介護保険はビジネスになる」という民間企業の参入が多い時期でした。でも、学研ココファンが介護事業を開始したのは、少し遅れた2004年。最初は訪問介護から始めて、(当時の)高齢者専用賃貸住宅をつくって。
ビジネスチャンスを狙って参入したのではなく、「社会課題の解決方法を考えた結果が、高齢者向けの住宅や介護サービスだった」という点が他社と大きく違うところだと思います。

「高齢者福祉事業」から「街づくり企業」へ

学研はもともと「戦後の復興は教育をおいてほかにない」という信念で創業した会社です。そこから時代の変化とともに、その時々の社会課題を解決するサービスやコンテンツをつくりだしてきました。学研ココファンも創業時から現在では、担う役割が少しずつ変化してきています。介護などの各サービスはもちろんですが、さらに大きく広い視点で「街づくり」へと、事業展開を進めています。「学研版地域包括ケアシステム」という取り組みを通し、これからの社会=令和の時代に必要な街づくりをしていくことが学研の使命だと考えています。

その中の介護事業であり、高齢者住宅であり、サービスであるということをきちんと意識して、社会のためになる、役に立つ企業であり続けなければならないと考えています。「すべての人」に役に立つとはどういうことか、喜んでもらえるものは何かということを常に考え、新しいことにチャレンジしていきます。そしてもちろん働く社員にも、街づくりの「役割のひとつを担っている」と胸を張ってもらえるように会社としても努力しますし、皆さんと一緒に頑張っていきたいと思います。

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企業としてのミッションと、「学研スピリット」

もちろん、ひとつひとつのサービスの品質を高め、お客様に満足していただくことも重要なミッションです。そして、満足の対価として利益を得ることも重要なミッションです。
ちなみに、福祉業界でよく「福祉事業で利益を追求するのはおかしい」と言われることがあります。私は会社が価値を提供し、その対価として利益を得ることがおかしなことだとは全く思いません。利益を上げなければ、企業は法人税も払えないし、存続してサービスも提供することもできず、社会の役に立つことができません。何より社員にしっかりと給与を払いたいし、やりがいを感じて欲しい。

これは、福祉分野であっても当たり前のことだと思いますし、学研ココファンが収益を重視するのはこの考えが根底にあるからです。
ただ、それ以前に学研が目指しているのは「社会から尊敬される企業」ということ。例えば家族から「お父さんお母さんの会社って立派だな」と思われるような企業ですね。教育と福祉が二大事業軸である背景もここにあります。やはりいちばんの目的は理念実現。それに向かってクリエイティブ・チャレンジを続ける、というのが「学研スピリット」であり、学研の魅力のひとつだと思います。

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働く「人」がすべて。だからこその取り組み

働く「人」がすべてと考え、専門職としての教育や研修に力を入れています。お客様のためでもありますし、現場でスタッフがモチベーション高く、自信を持って働けるようにしたいからです。特にe-ラーニングや動画研修などは、学研のグループ会社の協力もあり導入が進んでいます。
また、どのポジションで働く人であっても、学研ココファンで成長しながら長く活躍してもらうことが何よりの願いです。ですから、働き甲斐のある職場づくりがとても重要だと思いますし、そのためにスタッフの声を真摯に聞いて受け止めるようにしています。学研ココファンでは、「職務申告制度」という、意見や要望を直接経営陣に伝えられる社内制度があるのですが、毎回ひとりひとりの申告書をきちんと読んでいます。
社員が5000名近くなって、私も全員の顔と名前を一致させることが難しくなってきました。なかなか直接コミュニケーションをとる機会も少ないのですが、この申告書は「現場で何が起きているか」「社員が何を考えているのか」などを知ることができるツールとしても、とても大切にしています。

「誰かの役に立ちたい」、がスタートで良い

学研ココファンには、「誰かの役に立ちたい」「社会のために働きたい」という思いのある人が多いですし、そういった方とこれからも一緒に働きたいと思っています。
皆さんは、「何かやりたいことが決まっていなくちゃいけない」と考えていないでしょうか。やりたいことや将来のキャリアビジョンを持つことが大切だとも言われますが、個人的には必ずしもそうではないと思います。「何がやりたいのか」「自分には何が向いているのか」など、今はわからなくてもおかしくないと思います。むしろ大切なのは、「目の前にある仕事を一生懸命やってみること」。一生懸命やれば必ず成長につながるし、チャンスも訪れます。あきらめずにやり抜く力というのは本当に大切だと思います。

また、新卒者には福祉系学部の方もいれば、そうではない学部出身の方もいます。そういった様々な価値観が融合していくことで仕事に広がりも生まれると考えています。今、学研ココファンは高齢者福祉事業を通じて街づくりに取り組んでいますが、何十年か先は、また違う課題解決事業も行っているかもしれません。ぜひ、皆さんにそういった未来を一緒に切り開く仲間になってもらいたいですね。

少しでも「自分の仕事で世の中を良くしたい」と思っているあなたと出会えることを、心から楽しみにしています!

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