事業所の適正な運営から、お客様への最適なサービスが生まれる

事業所の適正な運営から、お客様への最適なサービスが生まれる

牧野 藍子
Yu Nakagawa

2013年 入社
事業本部 品質管理部 マネジャー

研修内容は、数字ではなく現場から吸い上げる

研修内容は、数字ではなく現場から吸い上げる

品質管理部では、全国の事業所が適正な運営ができているか、適正な接遇でサービスの質を維持できているかなどの調査や、スタッフのモチベーションやスキル向上のための研修を行っています。現場では日常業務に追われ、なかなか自らの運営状況を顧みることが難しいのですが、そこを品質管理部でサポートすることで、ご利用者に適切なサービス提供ができるとともに、全国の事業所の品質を保つことで、ブランドイメージの保守にもつながっています。私は主にデイサービス部門を担当しているのですが、研修トピックスのヒントは資料の数字からではなく現場から拾えるように各拠点へ足を運ぶよう心がけています。

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同じ事業でも、役割によって異なる視点の仕事を経験できる

同じ事業でも、役割によって異なる視点の仕事を経験できる

事業所に伺ったときは、利用者様に対するスタッフの接し方や、責任者がスタッフたちにどんな声掛けをしているかを何気なくチェックしています。お手本になりそうなスタッフがいたら、全体研修でなどで紹介したいので、仕事で心掛けていることを教えていただいたりします。現場側からすると、品質管理部から見られるのって緊張しますよね。私もデイサービスのケアスタッフとして6年ほど働いていました。現場管理者としてのジレンマも理解できるので、伝え方には気を付けるようにしています。私自身、現場にいた頃は相談員業務も経験しました。ケアスタッフの仕事とは違い、行政や地域の方々へ私たちの取り組みを発信していかなければなりません。地域のイベントに参加し「脳元気タイム」を実施するなど、積極的な営業活動を実施していました。私はずっと現場で働くと思っていたので、品質管理部への異動が決まったときは「まさか」と思いましたね(笑)。しかし役員陣から、私の経験を見込んで、デイサービス事業の売上向上を期待いただいていると伺い、新たな目標を見出すことができました。同じ事業でも、役割によってそれぞれ異なる視点の仕事を経験できるところは、学研ココファンならではの面白さだと感じています。

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仕事の醍醐味は、自分の学びを共有することで業績向への貢献が実感できるところ

仕事の醍醐味は、自分の学びを共有することで業績向への貢献が実感できるところ

デイサービス事業は、営業活動が集客の鍵を握っています。しかし、本社からの要請があっても、現場ではなかなか営業効率を上げることができていませんでした。マネージャー就任後、営業研修の機会や役員の事業所訪問の回数を増やして激励した結果、営業件数が大幅にアップしました。今まで自分が得てきた学びを、研修を通じてほかの社員たちに共有することで、事業全体の士気が上がったり、業績向上に貢献できるところがこの仕事の醍醐味だと思います。

異動後、現場から離れましたが、視野は広がりました。事業所で働いていたころは分からなかったことが俯瞰的に見られるようになり、自分の成長も感じます。現在42箇所あるデイサービスの事業所が、それぞれあるべき姿として運営され、スタッフたちもそこで働く幸せを感じてもらえるぐらいまで品質と業績を追究していくことが目標です。そこから、学研版地域包括ケアシステムのさらなる拡充を目指し、理想的な街づくりに携わっていきたいと考えています。

学研ココファンのここが魅力

大人になってからいかに心を成長させられるかで、人間力に差が出ると思います。その点、学研ココファンは本社も現場も心を使う仕事が多いです。課題を乗り越えるために、メンバーと協力しながら奔走したり、置かれる立場によってさまざまな経験が積めるので、常にフレッシュな気持ちで成長し続けられる環境だと思います。会社側も、社員の成長を第一に人事戦略を組んでいるというのを私も実感しています。
異動も会社都合ではなく、今までの成長とこれからの成長を考えての決定だと思ったので、新境地でもこれまでの経験を生かしてポジティブに働くことができています。

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