葬儀業界の文化を変革する
新しいモデルを学研ココファンから
吉川 美津子(きっかわみつこ)
2022年 入社 ライフエンディング事業室 マネージャー
※取材時の経歴を掲載しており現在と異なる場合がございます
葬儀業界でのキャリアをきっかけに介護業界に興味
葬儀社、仏壇・墓石販売店勤務からはじまり、葬儀事業の専門学校の講師、葬送コンサルタントとしてセミナーの実施や書籍の出版、テレビやラジオなどのコメンテーター出演など、エンディング業界で長くキャリアを歩んできました。ライフエンディングと向き合う中で「終活ってお葬式のことだけではないのでは」と、私の中で領域が広がっていき、社会福祉の勉強を始めたことが介護業界に足を踏み入れた最初の一歩でした。学研グループとは書籍の出版を通じて以前から関わりがありましたが、学研ココファンとの出会いはまさに縁でした。いくつかの介護現場を経験する中で、「これまでとはちょっと違った民間のサービスも経験したいな」と思っていたところ、自宅の目の前に丁度良く学研ココファンのサ高住があったのです。半年ほどケアスタッフとして働いた後、新しく立ち上げるライフエンディング事業の準備に携わるようになりました。
住み慣れた場所でお見送りできる介護業者ならではの葬儀の形
ライフエンディング事業室では、2024年10月に開始したお葬式サービス「ここりえ」を運営しています。サービスの立ち上げにおいて特にこだわったのは、住み慣れた場所でお見送りができる葬儀です。高齢者施設で亡くなる人が増えていく昨今、ご遺体を別の場所に移動して霊安室などに預けるのではなくそのまま住み慣れた場所で安置できる形こそが、暮らしを支える介護事業者ならではの最善なご家族の心への寄り添いになると考えました。自由に面会ができ、スタッフと故人の思い出話を語り合う…、さらに別途かかる安置室の費用も抑えられて経済面のメリットもあります。しかしながら、当初はなかなか社内理解を得られませんでした。サ高住や施設でのお見送りのイメージをつかんでもらうために、まずは模擬葬儀と模擬納棺式を事業所で実施しました。すると、事業所の所長陣の中から共感する声が少しずつ出てくるようになり、施設を訪れたご家族様からも「このお部屋に安置できるの?」と興味を持っていただけるようになりました。私はこのサービスが、生と死の間で分断された業界の文化を、フラットにできる事業になると確信しています。
社会課題を解決したい!その想いが新規事業につながる
少子高齢化と単身世帯の増加などの社会的背景によって「多死社会」と呼ばれる今は、葬儀業界にとって変革の時期です。都市部では、火葬場不足で1週間程度「火葬待ち」をする事態。引き取り手がなく「無縁遺骨」として全国の市区町村で保管している遺骨は6万柱にのぼるといわれています。新しい時代にはさまざまな問題が生まれますが、裏を返せば新しいニーズが増えているともとらえられます。今後もそうした社会課題をキャッチし、解決策となる事業を考案すると同時に、有史から世界中で形を変えながら引き継がれている「葬送文化」を次世代へつないでいきたいと思っています。しかし、それを実現させるためには、持続可能な事業化が必須。まずは「ここりえ」をしっかりと軌道に乗せていくことが目下のミッションです。
現在は、スタートしたばかりの新規事業ということもあり、限られた人員の中で、事業計画はもちろん、業者との打ち合わせ、ご家族様への対応、営業、広報など、幅広い業務をマルチタスクでこなしています。事業を一緒に担ってくれる新しいメンバーの育成にも意識を向けていくつもりです。
エンディング業界のトップカンパニーに向けて一歩一歩着実に、スピード感を持って前身したいと思っています。
私のキャリアサマリー
- 2022年
- ココファン横浜天王町ケアスタッフ配属
- 2023年
- 事業本部 異動 マネージャー
- 2024年
- 事業本部 ライフエンディング準備室異動 マネージャー
- 2024年
- 事業本部 ライフエンディング事業室マネージャー
学研ココファンのここが魅力!
若者から80代まで、性別や世代を問わず老若男女が入り乱れて活躍しています。人材の幅が広いので、新卒はもちろん、私のような中途採用でも働きやすい環境だと感じます。私は学研ココファンで働き始めて、子育て世代の多さに驚きました。勤務時間を上手に調整して、子どもの育てしながら活躍している女性がたくさんいます。